アメシストハチドリ

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本種は、森林、森林の縁、サバンナの林地に見られるくちばしの短いハチドリです。

オスメスともに胴体背面は緑色で、腰に白い帯があります。

しかし、オスは光沢のあるピンク色の喉と深く二股に分かれた尾を持ち、
メスは白い喉、短い尾、そしてシナモン色の脇腹と尾の下側の羽を持ちます。

基本情報

和名アメシストハチドリ
英名Amethyst Woodstar
学名Calliphlox amethystina
分布チリとウルグアイを除く南米大陸のすべての国
※トリニダード島では迷鳥
生息地湿潤な森林の境界、森林内の開けた場所、サバンナ、低木林など、幅広い半開けた環境
※標高は海面から1,500m
※定住性ですが、地域によっては時期によって観察記録がない
大きさ全長6〜8.4cm、体重2.5〜3.2g
鳴き声・鳴き声の詳細は不明
・そ低く、非常に鋭いガラガラ音で「trr」のようと表現されている
多種多様(30種以上)
巣作り・メスは柔らかい植物素材でカップ状の巣を作り、外側を地衣類で飾る
・巣は通常、植生内の水平な枝の上に置かれる
繁殖・ブラジル東部での繁殖期は11月〜4月(他の地域では不明)
・2個の卵を13〜14日間抱卵し、孵化後20〜22日で巣立つ
特徴外見(繁殖期オス):虹色のアメジスト色の喉の羽(飾り羽)を持ち、その下に白っぽい帯がある
下面の残りの部分は緑がかっており、下脇腹は茶色がかる
深く二股に分かれた尾は、羽の先端が緑色の紫がかった黒色

外見(非繁殖期オス):喉が淡い色で、虹色の円盤状の斑点がいくつか見られる

外見(オス):目の後ろに小さな白い斑点がある

外見(メス):目の後ろに細い白い線がある
下面が白っぽく、喉にいくつかの緑色のスパンコール状の斑点があり、脇腹と尾の下の羽毛は赤褐色
尾は短くくすんだ緑色で、先端近くに黒い帯があり、羽の先端は淡い色

分類

ドメイン真核生物 Eukaryota
動物界 Animalia
脊索動物門 Chordata
亜門脊椎動物亜門 Vertebrata
鳥綱 Aves
アマツバメ目 Apodiformes
ハチドリ科 Trochilidae
アメシストハチドリ属 Calliphlox
アメシストハチドリ Calliphlox amethystina

保全状況

絶滅—絶滅の恐れのある状態—低危険
EXEWCRENVUNTLC
低危険種 Least Concern (IUCN 3.1) / ワシントン条約 CITES Appendix II (CITES)

亜種

亜種なし

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WRITERこの記事の著者

hachidori-zukan

hachidori-zukan

【野鳥観察が人生の目的】憧れのハチドリに会いたくて、図鑑サイトを作りました!ハチドリに会える度に、充実していくであろう当サイト。「ハチドリを知るなら当サイト!」って言っていただけるようなサイトを作っていきますので、見守っていただけると、幸いです!