アイオハチドリ

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広く分布するハチドリですが、しばしば見過ごされがちです。

全体的に緑色で、尾は濃い青色です。
光に当たると、くちばしの根元が赤みを帯び、オスでは喉から胸にかけて強い青い光沢が見られます。
メスは腹部全体に広がる緑の斑点で識別できます。

基本情報

和名アイオハチドリ
英名Blue-chinned Sapphire
学名Chlorostilbon notatus
分布コロンビアから南東方向に広がり、
ギアナ三国、トリニダード・トバゴ、ペルー、ブラジルにかけて分布。
トバゴでの記録はまれ
生息地河辺、放棄農園、二次林、サバンナ林など多様
大きさ体長は約8.9cm、体重は約3.8g
鳴き声金属的な高音「スー、スー、スー」
巣作り地衣類や植物素材を使った深いカップ型の巣を枝に作る
繁殖抱卵16日、巣立ちまで18〜19日
特徴外見(オス):緑色の羽、白い脚、青い喉と尾
外見(メス):白い腹部に緑の斑点

分類

ドメイン真核生物 Eukaryota
動物界 Animalia
脊索動物門 Chordata
亜門脊椎動物亜門 Vertebrata
鳥綱 Aves
アマツバメ目 Apodiformes
ハチドリ科 Trochilidae
アイオハチドリ属 Chlorestes
アイオハチドリ Chlorestes notata

保全状況

絶滅—絶滅の恐れのある状態—低危険
EXEWCRENVUNTLC
低危険種 Least Concern (IUCN 3.1) / ワシントン条約 CITES Appendix II (CITES)

似た種

オスはアイオヒメエメラルドハチドリ(Blue-tailed Emerald)のオスに似ていますが、やや大きく、尾が二叉ではなく、腹部に青みがある点で異なります。

メスはテリノドエメラルドハチドリ(Glittering-throated Emerald)のメスにやや似ていますが、胸部全体に均一な斑点があることで区別できます。

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WRITERこの記事の著者

hachidori-zukan

hachidori-zukan

【野鳥観察が人生の目的】憧れのハチドリに会いたくて、図鑑サイトを作りました!ハチドリに会える度に、充実していくであろう当サイト。「ハチドリを知るなら当サイト!」って言っていただけるようなサイトを作っていきますので、見守っていただけると、幸いです!