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エクアドル南西部アンデス山脈のごく限られた地域にのみ生息するハチドリです。
2017年に発見され、2018年に新種として報告されました。
現在知られている生息地は、エクアドル南西アンデスの「セロ・デ・アルコス(Cerro de Arcos)」という一つの山だけです。
オスは喉全体が鮮やかな青色。
メスはオスよりも地味で、上面が緑がかり、腹は茶褐色、喉には緑の斑点があります。
基本情報
| 和名 | アオノドヤマハチドリ(仮) |
| 英名 | Blue-throated Hillstar |
| 学名 | Oreotrochilus cyanolaemus |
| 分布 | エクアドル南西アンデスのセロ・デ・アルコス山のみ |
| 生息地 | 標高の高いパラモ(高山草原) |
| 大きさ | 体長は約12cm、体重は約3-5g |
| 食性 | 主にChuquiragaの花の蜜、時にハエも捕食 |
| 鳴き声 | 高低を繰り返す短い音や単音の「上下する」声 |
| 特徴 | 外見(オス):喉全体が青色、他のヒルスター類と区別可能 外見(メス):上面が緑、腹が茶褐色、喉に緑の斑点 |
| 個体数 | 推定750羽未満、絶滅危惧種 |
分類
| ドメイン | 真核生物 Eukaryota |
| 界 | 動物界 Animalia |
| 門 | 脊索動物門 Chordata |
| 亜門 | 脊椎動物亜門 Vertebrata |
| 綱 | 鳥綱 Aves |
| 目 | アマツバメ目 Apodiformes |
| 科 | ハチドリ科 Trochilidae |
| 属 | ヤマハチドリ属 Oreotrochilus |
| 種 | アオノドヤマハチドリ(仮) Oreotrochilus cyanolaemus |
保全状況
| 絶滅 | —絶滅の | 恐れのある | 状態— | 低危険 | ||
| EX | EW | CR | EN | VU | NT | LC |
似た種
オスは、同じヒルスター属のエクアドルヤマハチドリ(Ecuadorian hillstar)と似ていますが、生息域が重ならず、喉の色の違いで容易に識別できます。
WRITERこの記事の著者
hachidori-zukan
【野鳥観察が人生の目的】憧れのハチドリに会いたくて、図鑑サイトを作りました!ハチドリに会える度に、充実していくであろう当サイト。「ハチドリを知るなら当サイト!」って言っていただけるようなサイトを作っていきますので、見守っていただけると、幸いです!

