アオムネヒメエメラルドハチドリ

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小型の緑色のハチドリで、森林の縁、砂漠、サバンナ、庭園など、開けた環境や半開けた環境に幅広く生息します。フィーダーにもよく訪れます。

体は光沢のある緑色で、尾は濃い青色の二股、翼は黒っぽい色をしています。

オスは先端が黒い赤いクチバシと青い喉を持ち、メスは白い腹部、黒いマスク模様、根元が赤い黒いクチバシを持ちます。

基本情報

和名アオムネヒメエメラルドハチドリ
英名Glittering-bellied Emerald
学名Chlorostilbon lucidus
分布アルゼンチン、ブラジル、ボリビア、ウルグアイ、パラグアイ
生息地低木地、草原、森林縁、公園、庭園(500〜3,500 m)
大きさ・全長:オス9.5〜10.5 cm、メス7.5〜8.5 cm
・体重:オス3〜3.8 g、メス3〜4.5 g
鳴き声高音のトリルと短い「trrrr」音、争い時に下降音
巣作り・植物繊維や樹皮片をクモの糸でつなぎ、内部に柔らかい素材を敷き、
外側を地衣類などでカモフラージュする
・小木の細枝や、地上1 mほどの露出根にも営巣する
繁殖繁殖期は少なくとも8〜2月
メスが2個の卵を約14日抱卵し、孵化後20〜22日で巣立つ
特徴外見(オス):腹部は銅緑色に輝く
外見(メス):淡褐灰色で目後部に白線

分類

ドメイン真核生物 Eukaryota
動物界 Animalia
脊索動物門 Chordata
亜門脊椎動物亜門 Vertebrata
鳥綱 Aves
アマツバメ目 Apodiformes
ハチドリ科 Trochilidae
ヒメエメラルドハチドリ属 Chlorostilbon
アオムネヒメエメラルドハチドリ Chlorostilbon lucidus

保全状況

絶滅—絶滅の恐れのある状態—低危険
EXEWCRENVUNTLC
低危険種 Least Concern (IUCN 3.1) / ワシントン条約 CITES Appendix II (CITES)

亜種

3亜種が知られています。

  • C. l. pucherani(ブラジル東部)
  • C. l. lucidus(ボリビア、パラグアイ、ブラジル中西部、アルゼンチン北西部)
  • C. l. berlepschi(ブラジル南部、ウルグアイ、アルゼンチン北東部)
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hachidori-zukan

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【野鳥観察が人生の目的】憧れのハチドリに会いたくて、図鑑サイトを作りました!ハチドリに会える度に、充実していくであろう当サイト。「ハチドリを知るなら当サイト!」って言っていただけるようなサイトを作っていきますので、見守っていただけると、幸いです!