ルリムネケンバネハチドリ

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大きくて特徴的なハチドリで、オスは明るい青色の下面を持ちます。
尾は暗い赤褐色で、くちばしは下に湾曲しています。

メスは腹部がより灰色がかっており、灰色のひげ状の線があります。
尾が暗い赤褐色である点が識別ポイントです。

ベネズエラからエクアドルにかけてのアンデス山脈の亜熱帯域に生息します。
フィーダーにも訪れますが、森林や森林の縁でも見られます

基本情報

和名ルリムネケンバネハチドリ
英名Lazuline Sabrewing
学名Campylopterus falcatus
分布コロンビア、エクアドル、ベネズエラ
生息地半落葉性の山地林、プランテーションの縁、パラモ(高地の草地)の下部、庭園など

※標高は一般的に900m〜3,000m
ベネズエラでは1,200m〜2,300mで最も一般的で、コロンビアでは450mの低地での記録もある
※定住性と考えられる
大きさ全長11.5〜13cm、体重6.4〜8g
鳴き声さえずり:「chik, it, chik, it splek, chat, seet, chik, seet, chik, it, chik, it…,」など、多くのバリエーションを含む
通常、中程度の高さのいくらか開けた止まり木からさえずる
情報なし
巣作り情報なし
繁殖・詳細な情報はほとんどない
・ベネズエラ北部ではおそらく10月を含むとされる
特徴外見(オス):胴体上面は光沢のある緑色で、頭頂部はより青みがかっている
のどと胸は光沢のある暗い青紫色。これが緑色の腹部に向かって光沢のある青色に変わる
尾は栗色で、中央の羽の一対には幅広の青銅がかった緑色の先端がある

外見(メス):胴体上面はオスに似ている
のどは光沢のある青みがかった色で、下面の残りの部分は淡い灰色
脇腹には緑色の斑点がある
尾はオスに似ていますが、中央の羽の先端の緑色は少ない

分類

ドメイン真核生物 Eukaryota
動物界 Animalia
脊索動物門 Chordata
亜門脊椎動物亜門 Vertebrata
鳥綱 Aves
アマツバメ目 Apodiformes
ハチドリ科 Trochilidae
ケンバネハチドリ属 Campylopterus
ルリムネケンバネハチドリ Campylopterus falcatus

保全状況

絶滅—絶滅の恐れのある状態—低危険
EXEWCRENVUNTLC
低危険種 Least Concern (IUCN 3.1) / ワシントン条約 CITES Appendix II (CITES)

亜種

亜種なし

似た種

ミミジロハチドリやオジロルリムネハチドリと似ていますが、尾の色と完全に青い下面が識別点になります。

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WRITERこの記事の著者

hachidori-zukan

hachidori-zukan

【野鳥観察が人生の目的】憧れのハチドリに会いたくて、図鑑サイトを作りました!ハチドリに会える度に、充実していくであろう当サイト。「ハチドリを知るなら当サイト!」って言っていただけるようなサイトを作っていきますので、見守っていただけると、幸いです!